ブログ「大学院研究編(2003.7~2005.3)」
お別れ
4月2日土曜日朝早く金沢を出ました。
先生には出発するときには会えないと思ったので前日の夜にさよならしました。秘書のHさんとは夕方に、Kさんとも夜中に、そしてRさん(金曜深夜の王者)とは朝の5時に、お別れしました。土曜日朝に(ディスカッション対策のため?早めに来た)WさんとMくんとお別れし、研究生のWさんに駅まで車で送ってもらいました。
なんか最後の最後まで、このラボを出るという気がしませんでした。また、明日ここに来るような気がしてならなかったです。悲しいというより不思議な感覚でした。さようなら金沢。さようならみんな。たくさんの思い出をありがとう!!また会う日までお元気で。(2005年4月2日)
最終日
悲しいなんていっていられず、今日一日ですべて片付けなくてはなりません。まず必要なものは留学先のラボにSAL便で送り、実家に送り、使えそうなものはラボに残し、いらないものは捨てました。この選別が以外に大変なんですよね。もう考えている時間がなかったので、お気に入りの本、辞書をほとんど全部留学先に送ったら結構お金がかかってしまいました。本当はそんなに常に使ってないんですけどね・・・。あるだけで安心したりするので。
それから、サンプル整理し、ごみはオートクレーブをかけました。これまでのデータはCDに入れていこうと思ったんですが、どうもパソコン(またはCD?)の調子が悪くて何度やってもエラーが出たのであきらめました。ノートも書き終わっていなかったんですが、結局どうにも間に合わず中途半端のままになってしまいました。
もっと早くからちゃんとやっておくべきでした。ごめんなさい・・・(2005年4月1日)
そしてFerewell Party・・・
学位試験も終わり、夜はラボの人たちで送別会をやってくれました。
もらった色紙にはラボのみんなの写真イベントの写真それからラボの人たちや卒業していった人たちからのコメントで裏面までぎっしりでした。今までもらったことなかったし、うれしかったです。何よりの宝物です。ありがとう。大事に向こうへ持っていって飾っておきたいと思います。あーでもホームシックになりますかね~(笑)夜中に解散して私はラボ(家)に帰りました。ついにあと1日でこのラボともお別れになってしまうと思うとどうにも悲しくて泣けてきてしまいました。(2005年3月31日)
学位審査
うちのところの学位審査は、審査の先生は主査が1人と副査が2人(自分ラボの先生はなれない)で、発表20分、質問20分程度です。
引越し、片付けなどでバタバタしていて準備もまともにできないまま論文審査をむかえてしまいました。でも、研究所セミナーと学会発表をやっていたので、そのあたりを組み合わせてほとんど一夜漬けでスライドも原稿もつくり覚えて発表しました。もう少し勉強して質問対策考えて臨みたかったところですが。とにかくこなしたという感じです。
まあ、評価はおいといて(^^; 終わった~。これですべてが終わった~~(2005年3月31日)
研究室生活
29日にアパートを引き払ってそれから4月2日まで研究室に泊まることになりました。初日、ラボのセミナー室で寝袋
にくるまって寝ていたら、先生が布団を家から持ってきてくれてしかも教授室の鍵を貸してくれました。残りの3日、夜は教授室で布団を敷いて
寝ました(^^)
お風呂は近くの銭湯「石引温泉」。
最後の最後まで、あとにも先にもない「伝説の出来事」をしてしまいました(笑)これで私の存在も忘れられることはないでしょう。(2005年3月29日)
研究どころじゃ・・・
学位審査の日も決まりました。今月末。重要なことなんですが、とてもそんな準備をしている余裕もないところです。引越し、諸手続きなどなど、そしてまだ実験が。もうやめよう。
もともと24日にアメリカに発つ予定でしたが、今思えばそんな無茶なこと・・・(笑)
それにしても、この調子じゃアメリカ行く前に体調壊しそうだ。(2005年3月24日)
Final JC
最後のジャーナルクラブが終わりました。(2005年3月17日)
あと1ヶ月渡米まであと1ヶ月
になりました。今の気分ですか?I’m excited!ですよ(笑)。今はあんまり不安はないですね~片付けとか準備が間に合うかな~というほうが心配。
でも、やっぱりここを去るのは寂しいなという思いもあります。
ちょっとラボの私の机&実験台の写真をとってみました。なぜこんなもの?というものがいっぱいおいてあります(笑)今度ラボの写真をいっぱいとって、記念にMy Lab(仮タイトル)」のページを作って紹介したいと思います(2005年3月11日)
発明品
うちのラボにはいろんな発明品(?)があります。その名も「コロコロ君エース」「ふるふる君」「断熱君」「水平君」・・・そのままじゃんかー。名のとおりの役割です。作製っていうよりボトルそのものだったり発泡スチロールのふたそのものだったり(笑)生みの親および名付け親はほとんどRさん。ちょっとは違う名前ないのか??(^^;でもそれなりにちゃんと役割を果たしていたりする。特許取るか?(爆)みなさんのラボの発明品教えて!
(2005年3月11日)
追記:「断熱君」ではなく「熱さえぎるぞう」、「水平君」じゃなくて「水平たもつ」が正式名称なんだそうです。なんでも「君」でなはいぞ!と、Rさんよりご指摘が・・・
博士課程の終止符
学位申請中。私も何とか卒業できそうです。
学位取得の条件は学校によっても違いますが、論文が(英文)雑誌に掲載されることが必要です。通常、博士課程在籍年数は3年、医学研究科は4年ですが(飛び級して3年で出ることができます。うちはある程度の雑誌以上に載ればよく、私はギリギリ。)、何年いても論文が掲載されなければ学位は取れません。学士は参加賞、修士は努力賞、博士は入賞とはよく言ったもので、学位は「がんばった~」だけではもらえないので博士課程は厳しいんですね。おしっこに血が混じるくらい実験しないと・・・という話を聞いたことがありますが(どういう状況ねん!笑)私もこの3年間やっぱり大変だったなあと思います。でも好きな研究にひたすら打ち込めて充実していたともいえます。
最後の最後で、学位審査でこけませんように。Dr.Mizuhoだ~!(ドラム、みずほと読む) (2005年3月2日)
ビザ取得
ビザの面接に行き、やっとビザをもらえました!大変だったわ。(また留学日記を見てね)
でもこれで、とにかくアメリカに行くことはできそうです。(2005年3月1日)
Final Report
今日はProgress ReportならぬFinal Report?の担当でした。思えばPRは毎回徹夜でした(学習能力なし)。
セミナー担当はあとは来月ジャーナルクラブを一回残すのみ!(2005年2月24日)
締め出し「北陸地方大荒れ注意」
の日。夜中2時ごろのできごと。
研究室の横の外から直接出入りできる扉がドンドンと音をたてました。風かと思ったんですが、行ってみると人影が・・・。
M君が鍵を忘れたまま外に出て中に入れなくなったらしいです。私はほかの部屋にいたのでしばらく気づかず、本気で凍死するかと思ったといってました(笑)
私も何度かあります。夜に鍵を忘れて外に出て、しかも学校の鍵と家の鍵って一緒のキーホルダーにつけているから家の鍵もなくて、研究室にはもう誰もいなくて、学校の玄関の前で誰かが出てくるのをひたすら待ったこともあります、幸い夏でしたが。
みなさん、鍵はちゃんと持って出ましょうね。(2005年2月22日)
研究生
ラボに研究生が来ました。もともと人が少ないラボなので、一人でも増えるとちょっと明るくなります。
それにしても、かわいそうなことに、また私が実験を教えています(^^;
しかも、私は夜型、彼女は朝型・・・(2005年2月21日)
アーティファクト
毎日多くの論文が出ていますが、どれが真実で本当に重要なことか判断するのが難しいです。雑誌のレベルによらず疑わしいもの、うそとは言わなくてもアーティファクトのものが多い気がします。研究者のみなさんは、どうやってアーティファクトかどうか
見分けていますか?おしえて~
私は過剰発現系は結構危ないなという気はしていましたが、今まで、ねずみの実験、ノックアウトの実験は生理的だと思っていました。
でも最近出た自分の仕事関係の論文(またジャーナルクラブにアップしておきます)をみるとこれまでの結果と一致しません。何を信じたらいいのかよくわからなくなりました。何人かとディスカッションしましたが「やっぱりねずみは人間と違うのかな」と。しっかし、ノックアウト人間というわけにはいかないし(笑)
ともかく「ねずみ=生理的」と思い込んではいけないのかとちょっと考え直しました。ところで、みなさんは出た論文の追試をしたりしますか?私はできそうなものはだいたい追試していますが、半分も再現性がとれません。まあ、系がまったく一緒でなかったりもしますが、何でこう、ところ変わると結果が変わるのでしょう?そう考えると、何が真実か
というのは難しい問題です。(2005年2月19日)
初論文
やっと論文がアクセプト
されました。
去年の6月から8回(いろんな雑誌に)投稿し、最後は2回もリバイスされました。
じつに論文を書き始めてから1年以上かかりました。
ほんとしんどかったです。
やっとだるまに目を入れてあげられます。(2005年2月9日)
やらかしまくり
ここのところぜんぜん実験に集中できていないみたいです。留学のことでいっぱいいっぱいになっているせいか。
今日、FACSをかけようと思ったら、なにもシグナルが出ない、細胞さえカウントされない。FACSマシーン壊れたか?(とすぐに人(モノ)のせいにする)と思っていろいろ調べたがわからない(もともと詳しくない、笑)。早朝(朝の5時)のことだったのでもちろん先生もおらず、仕方ないと思って培養室に戻ってよく見たら、FACSプレートには回収したはずの細胞が!(爆)ははあ、細胞が入っていないウェルにバッファーを入れて回収してたらしいです。そりゃシグナルでないわ。おい、だいじょうぶか!?
それだけでない。ひさしぶりにDNAの電気泳動をしたのですが、どうも泳動が汚い。こんなことを失敗することはないので何でだろうと思って考えました。ははあ、アガロースゲルを作ろうと思って間違えてTAEでなく水でゲル作ってました。ありえない。おい、だいじょうぶか??
リン酸化をウエスタンで検出したいと思っていたのに、細胞をlysisするのにリン酸化検出用のlysisバッファを使うのを忘れてました。きれいに脱リン酸化されてました。おい、だいじょうぶか??????
すべて闇に葬っています。ごめん・・・(2005年2月4日)
履歴書
むこうの大学とのやり取りがたいへんです(詳しくは留学日記で)。実験中にも、どういう風にメールを書くか(英語を)考えていて、実験に支障が出てます(苦笑)。でも、私にとっては英語の勉強になっている気がします。やっぱり人間、必要に迫られたときが一番集中しますね。それに、向こうからのメールを見るのも勉強になっています。難しいことはいわれないので、読むのは簡単です。でも、何回も使われている言い回しだとか、簡単な単語の使い方
だとかがわかり、相手からのメールを真似て返事を書いたりするので、これらの言い回しも自然に身につきました。
履歴書を送ってほしいというメールが来ました。履歴書ってどう書くの??
私にとっては初めてなので、周りの人に教えてもらいました。
日本には履歴書のフォームが売られていますが、そんなものはありません。パソコンのワードで作成しました。特に決まりがあるわけではなく、まあ、内容は似たようなものでしょうか(写真はいりません)。個人情報(名前、連絡先等)と、学歴、職歴。あとは研究者は業績(論文)や賞を書きます。が、私はないな~(悲しいかな)。それから犯罪歴(ない、ない)。
私はとにかく簡潔に書きました。いろいろ書いて間違ってもいやなので(^^;
これ見ていまさらダメって言われたらどうしよ?(笑)(2005年2月3日)
トランスフェクション
私は多い日は一日に5~6回細胞にトランスフェクションしたりします。やるのは簡単ですがその後が問題で、どれをいつメディウム交換して、いつ刺激して、いつどんなアッセイをするかがわからなくなってしまいます。なので、プレートにはもちろんちゃんと時間を書き、さらにメモ用紙に何時に何をするかを細かく書いています。が、それでもたまに忘れます。。。
今日も帰り際に刺激しなくてはいけないのを忘れて帰ってきてしまいました。寝る前に気づいてあわててまた学校に行きました。湯冷めするわ~(2005年1月18日)
師匠の訪問
下の日記を書いた後、なんとお師匠さんがホームページを訪れてくれたらしく・・・
なんか妙に恥ずかしくなっちゃいました。。。(2005年1月17日)
留学先
早いもので留学まであと2ヶ月ちょっとになってしまいました。何も準備できてないよ~(泣)
留学に関してちゃんとお話していなかったと思いますが、
留学先はミシガン大学、私のお師匠さんのラボです。
ということで、留学先でもさらにNodファミリーの研究をやります!留学のお話を頂いたのは昨年の2月。日常生活編で「嬉しかったこと」と書いたdiaryはこのことです(誰も覚えてないでしょうが)。
思えば、お師匠さんと出会って研究というものを知り、おそらくお師匠さんの影響を受けて今の研究を始め、共同研究もしてもらい、そしてついにお師匠さんのもとへ。私の人生狂った(爆)
できの悪い私を引き上げてくれたお師匠さんに感謝です。
師匠、これからも頼みます。(2005年1月8日)
ラボの片付け
そろそろ実験の合間にラボの片づけをしないと出て行けなくなってしまう・・・
やらなきゃいけないことは1.プラスミドの整理
自分が作製したプラスミドをCsClで増やしてラボの共通ボックスに入れ、共通のコンストラクションノートに作製方法や情報を記入する。PCに情報を入れる。
→かなりの数(100近い)があるがこれは作製時にこつこつやってきたのでそんなに問題ない。2.プライマーの整理
自分が買ったプライマーを共通のボックスに入れる。PCに配列等の情報を入れる。
→だいたいやってある。3.グリセロールストック(大腸菌)の整理
→これもだいたいやってある。4.細胞の凍結ストック
ほかの研究室からもらった細胞、自分が樹立した細胞については凍結したストックを先生に渡さなくてはならない。
→凍結はしてあるが渡していない。問題はマイコプラズマチェックをしたか、治療したか。5.実験ノートの整理
毎回の実験ごとにきちんと書いておくのが基本だ。「いつ誰が見てもわかるノート」にしなくてはならない。今すでに、厚さ4センチ×16冊のノートがあるんだが・・・
→これがぜんぜんできていない。データーは生データとグラフとちゃんと作って入れてあるが、目的、方法、考察が書かれていないのが多い。6.データの電子コピーをとる
→これは最後にやる7.論文書き
→まだデータも足りない。実験しないと。8.引継ぎ
→だれに?というわけで、まず今やらなきゃいけないことは4番。せかせかノートを書きまくっています。
とはいえど、実験が相変わらずいっぱいあります。どうも先生は私が留学することを忘れているような・・・。あと2ヶ月しかないんですけど・・・こんなにできませんよ・・・・・・・(2005年1月8日)
新年早々・・・
今日から(正式に)仕事始め。
今年も張り切っていこう!と思ったのですが、出だし最悪でした。
研究室に行ったら、自分の机の上に英文メールのコピーが、パソコンには先生からのメールが。2ヶ月近くかけて論文のリバイスの実験をやり、年末に投稿し直したのですが、アクセプトできないという返事でした。
もう何もいえません・・・(2005年1月4日)
深夜の友
夜中に実験する時、MDウォークマン
で英語を聞いています。2年近く続けています。テンションが低いときは好きな音楽を聴いたり、金曜の深夜は楽しいラジオ番組を聞いたりしてますが。もちろん実験に集中している時とか聞こえているだけの状態も多いですが、夜中の実験が長いのでMDを1日3~4回リピート
できます。このおかげで私の英語力の中でリスニングが一番マシです。やっていてよかったですね。
電池がなくなるのが早く、2~3日に一回ラボで充電させてもらっています。ラボの電気代を申し訳ない(笑)最近、ウォークマンも壊れてきました。もうすでに前からテープを張って補修していたんですが、もう限界が…。こんだけ使えばじゅうぶんか。(2004年12月21日)
忘年会
今年も残りわずかになりました。みなさんも忘年会しましたか?
私たちの研究室は5人(先生3学生2)でやりました。今回のテーマは「飲む(飲ませる)」ということで私が勝手に決めていたので、めずらしくみんなよく飲んでけっこう酔ってました。私は「ざる」なので酔いません?
2次会はいつも決まったバーに行きます。そこには、ウイスキーのボトルキープをしています。毎回ウイスキーの瓶に落書きをするのが楽しみでもあります。次に行った時にそれを見るとなつかしかったり。
しっかし、先生を酔わせてクリスマスの日のディスカッションを休みにすると言わせるという目標は達成できませんでした…(–;(2004年12月16日)
大掃除
ラボの大掃除をしました。それぞれの人がどこの掃除をするかは毎年くじ引き
で決めています。
私は今年は培養室にあたりました。クリーンベンチも中身を全部出して、中をきれいに拭きました。クリーンベンチの中には入れるのはこの日くらいです。ちょっと細胞の気持ちになりました??
こういう大掃除は好きだったりします。でも、自分の部屋の掃除はきらいです(笑)
みなさんは大掃除しましたか?(2004年12月16日)
学会発表
分子生物学会に行ってきました。
以前にも言いましたが、幸運にもワークショップ(口頭発表)に採択してもらいました。本当にいい経験をさせてもらいました。
大きなホールで、人もたくさんいて、こんなところで発表するのは生まれて初めてだなと思いつつ。自分としては思ったほど緊張もせず、逆に気持ちよかった
ですね。見ている人たちの方が緊張したみたいです(笑)心配させてごめんなさい>うちの先生
いろいろな先生方に「よかったよ」「がんばったね」などとお言葉をもらえて、うれしかったです。また、研究についても「おもしろかった」という感想を多くもらいました。
論文もなかなか通らないし、自信を無くしていましたが、ちょっと自信もつきました。まだまだ、一人前になるには課題がたくさんありますが、ジャンプアップしていけそうです。温かく見守ってくださった皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございます!また、今回の学会では多くの方に出会え、たいへん楽しい日々を過ごしました。ちょっと遊びすぎて勉強の方が…。まあ、学会とはそんなものかと…(^^;(2004年12月13日)
試薬の注文
注文した試薬が来ません。業者さんに問い合わせたところあと2週間かかるとのこと。もうすでに注文してから2週間たっています。普通、2~3日で来るはずです。しかも、遅くなるという連絡もなく。試薬がないと実験ができません。こっちは一日でも早くデータを出したいのに。(2004年12月3日)
論文のランク
生理研で何人かの先生とお話していたことですが、「一番いい雑誌に載った論文が自分にとっての一番のお気に入りの論文ではない」
ということをお聞きしました。
どうしても、雑誌のレベルは気にしてしまいますが、(それは他人の客観的評価の指標として仕方がないことです)、本来そういうことではないんですね。論文として認められるのには、時期や状況などの運もかなり絡んでくると思いますが、自分の研究の重要性やそのために努力した時間、苦労は自分が一番よくわかっています。自分が一生懸命やった研究というのはかわいいもんです。他人の評価はさておき自分のやった研究一つ一つは大切にしたいですね。
話は違いますが、私が共著の論文は投稿して3ヶ月待たされたあげくにリジェクトされました。おそらく、レビューが競争相手にまわったと思われます。納得いかないことが多すぎです。(2004年12月1日)
生理学研究会
29-30日は岡崎の生理学研究所で行われた「細胞死」のミーティングに行ってきました。有名な先生方と学生達を含めた50人ほどのミーティングでしたが、いろんな方とお話できて、大変楽しかったです。
細胞死の研究といっても、以前と違って幅が広がっていて、単に生きる死ぬのメカニズムだけでなく、細胞死のシステムがいろんなところに働いているものだと感じました。私自身、細胞死の研究とはずれてきていますし。私の研究について先生が発表してくれましたが、後でいろんな方と話をすると、そんなにウケは悪くなかったような気がします。もう、とことん論文がリジェクトされまくっているため、自分としてはかなり自信を無くしていただけにうれしかったです。データがきれいとかたくさん実験をやっているとかいわれるだけでもうれしいものです。
しっかし、それにしてもひさびさによく飲みました(笑)7時から始まった懇親会は3次会まで続き、宿舎に帰ったのは3時ごろだったと思います…。勉強しにいったんだろうが!(2004年11月30日)
英文やり取り
2週間ちょっと前から、ビザ取得のための書類をもらうために留学先の事務とメールのやり取りをしています。週に2~3通きます。もう、英語が書けない!いまさら気づくことでもないが。
最初、4行のメールを書くのに1時間かかりました。今では、文法がおかしくても通じるので、いい加減になってきましたが(^^;今週はFaxが送られてきました。フォームに必要事項を記入して送り返すようにとのこと。記入したのはいいが、Faxの送り方がわからない!!国際電話なんてしたことないもん。
何も考えずそのまま相手の番号を入れました。(あたりまえだが届くはずはない。)そーいや、最初になんか入れないといけなかったなあ・・・あっ、001「ゼロ・ゼロ・ワンダフル」、と昔のCMを思い出しました(CMおそるべし)。
しかし、いまは001ではなくなっていました。なんだか始まったばかりのやり取りですが、この先がおもいやられます(–; 無事に留学にたどり着くんでしょうか???(2004年11月19日)
細胞をもらいに
自分の実験に適した細胞がなかなかみつかりません。いろんな細胞を試してきましたが、現象を見るにはいいが遺伝子導入ができない、siRNAが効かないもの、逆に遺伝子導入はいいが内在性にある因子が発現してない、変異が入っているもの…など、どうやら細胞たちにいじわるされているみたい。。。
修士のときの先生になにかいい細胞はないかと相談し、使えるかも?という細胞を教えてもらいました。
そこで、さっそく研究室に細胞をもらいに行きました。
とはいえ、去年までとなりにあった薬学部の校舎は山奥に移転してしまったので歩いてはいけず、先生に車に乗せていってもらいました。ドライアイスがなかったので、途中でスーパーに寄ってアイスを買ってもらい、ドライアイスをゲット
!
細胞もアイスも手に入りラッキ~。この細胞で実験がうまくいけば最高だな・・・(2004年11月15日)
分子標的薬剤開発センターシンポジウム
毎年、うちのラボ主催のシンポジウムがあります。
ちなみにうちのラボは薬剤開発センターという名がついているんですが、直接、薬剤開発しているというわけではないです。でも、基礎研究があるから薬剤開発ができると思うんですけど。
今年、先生はほとんど私の研究の話をしてくれました。今まで(修士のときから)一度もまともに自分のデータで先生方に話をしてもらったことがないのですごくうれしかったし、客観的に自分のデータを見るのが恥ずかしい気もしました。(2004年11月12日)
今日は休みか…
すっかり今日が祝日
だったことを忘れていました。本気で忘れたのは初めて。研究所の自動ドアが開かなくて初めて気づきました。ショック…
いつも休みでもたいていラボに行くのは行くんですが、実験は減らしています。でも、今日に限ってかなりキツキツに実験を詰め込んでいました…。今日はがんばるぞ~とはりきっていったのにいっきに疲れが…?(2004年11月3日)
またまたいじめ?
以前、私のスニーカーがゴミ箱に捨てられた話をしましたが(日常編参照)、今日着てきた白いカーディガン
を脱いで実験台の上において置いたら、「いいところにタオルが…」
と言って(本気で)水浸しのところを拭くのに使われそうになりました。そんなあ、ひどい…。(2004年11月1日)
-80℃のフリーザー壊れる
朝ラボに行ったらピーピー、アラームが鳴っていました。どうやら温度が下がらなくなってしまったみたいです。-80℃のフリーザーには細胞やら大腸菌(グリセロールストック)やら大事なものがいっぱい入っていますよね。溶けてしまったら最悪です。
ちょうど一階下の研究室が空の状態で(今年出て行ったので)、そこのフリーザーをつけて中身をいっきに移動しました。移動の間に溶けるといけないので廊下と階段を引き出しごと抱えて走りました。これ、またもどさないといけないんだよね・・・。もう、何がどこに入ったかわからなくなっちゃいました。(2004年11月1日)
薬剤師のお姉さん?
私は一応薬学部を卒業し薬剤師の免許も持っています。たま~に薬のことを聞く人がいますが・・・みなさん、聞かないでください(笑)
私は最初から薬剤師になる気がなくまじめに勉強しなかったので、薬の知識は何もないです。
お金のない大学時代、一部の授業の教科書代を分子生物学の参考書を買うお金に当てました。国試の問題集も買わずにほしい本を買いました。また、うちの大学では4年の1月には卒論発表を終えて2月から国試対策の授業が始まるのですが、私は先生にお願いして、授業には出ずに研究室に通って実験していました。
本番3週間前に受けた模試では合格点の半分、クラスで最下位争い
。これでなぜ国試に通ったのか謎です。
しかし、今実験をやっていると薬剤を使うこともままある。先生はそのたびに私のところにやってきて、答えが返ってこないことを承知でわざと聞いてくる。今日も
先生「アドレアマイシンの作用機序って何?」
私「・・・・・」
先生「薬剤師のおねえさ~ん~」(笑)
少しは勉強しておけばよかった。。。 (2004年10月29日)
口頭発表
12月の分子生物学会で口頭発表させてもらえることになりました。やった~!!しかし、これが私にとって初めて
の発表なのです。
座長の先生と(主に事務的なことについて)メールでお話をしたのですが、「初めてなので…」と言うと、大変温かい励ましのお言葉をいただきました。
せっかくの機会を頂いたので、いい発表ができるようにがんばりたいです。 (2004年10月29日)
研究は楽ではない?
私のHPを訪れてくださるみなさんから「本当に研究が好きなんですね~なんでそんなに好きなんですか?」とよく言われます。
私もよくわかりませんが、こんなこと好きじゃなきゃやっていけません。体力的にも(私はまだ若いので大丈夫(笑))精神的にもしんどい仕事だと思います。これまで周りを見ていても鬱っぽくなっちゃう人が多くて。
私もいつも陽気に研究をやっているかというとそうでもなく、あまりにうまくいかなくてくやしくて誰もいない夜中に泣きながら実験することもあります。泣きながら細胞培養して「コンタミする~」とか思いながら(笑)
どうしても研究を仕事にしたら結果を求められてしまうけど、基本は「サイエンスを楽しむ」
ということを忘れないようにしたいものですね。
研究者のみなさん、一緒にがんばりましょう! (2004年10月28日)
死ね!!
こうしてアポトーシス(細胞死)の研究をやっていると、細胞に向かって「死ね!死ね!!」とひどい言葉を発することも多い。今日も死んでほしい細胞がなかなか死なない。死なないと実験にならない。「おまえはもう死んでいる」
あたたたたたたたた。 ひでぶっ!!! あべしっ!!
(私北斗の剣まともに見たことありません) (2004年10月27日)
2番手はダメ
みなさんの好きな数字はなんですか?(何でもいいんですけど(笑))
駅前留学で話題になったので思い出して。
私は「1」です。理由は単純。「一番になりたいから」(^^;私がまだ大学院生になる前、お師匠さんに「おいしい料理のレストランは2番手でも許されるけど、研究では2番手は許されないんだよ。」
といわれたことがあります。あの頃はまだわかるようなわからないような感じだったけど。今でもすごく印象に残っていて、いつも心に留めています。負けられない!! (2004年10月19日)
ついてないかも
なぜか上機嫌で鼻歌なんか歌いながら実験準備し、いざアッセイしようと思って中央研究室(研究所の共通機器が置いてある部屋)にいったら誰か使ってる!ムカッ!!私が予約してあったのに。
そして夜、これは別にWさんが悪いわけではないが…なんで夜中12時からウエスタン始めるねん!!夜中なら誰も使わないと思っていたが、このラボではそれが通用しないらしい。しかたなく夜中2時から私はウエスタンをはじめる…。おわんねぇ~ (2004年10月14日)
「勉強中」
科研費のシーズンですね。学生の私には関係ないですが、研究室の雰囲気がちょっとピリピリするので(このラボはそんなに感じないですが)。以前のラボではこの時期は先生方に話しかけられませんでした。
前のラボで「勉強中」というふだが先生の机の近くにかかっていました。よく「外出中」とか「会議中」とかのふだがかかっているように。このふだが表に向いているとき(勉強中の文字が見えるようになっているとき)は話しかけてはいけなかったのです。この時期になるとこのふだが裏になることはありませんでした。
他にも日や時間によって「勉強中」のときがあり、みんなふだを見て話すチャンスをうかがっていましたが、あるとき見ていると、ふだが風でくるくる回ってる!くるくる回っては「勉強中」になり、しばらくするとまたくるくる回って裏になり…
そのうち「いま「勉強中」ですか?」と先生にたずねるようになり、そのうち効力を失って飾りになっていました。 (2004年10月13日)
来年のこと
あと半年を切ったので、そろそろ話そうと思います。
私は来年4月からポスドクとしてアメリカに留学します。
もう今からわくわく、どきどきです。めっちゃ楽しみ。。。研究を始めたときから留学したいと思っていたので、現実になってよかった。
でも、いったいいつ何をどう準備したらいいんだ?と、途方にくれてます。英語はしゃべれないけど大丈夫か?まず無事に海外に飛ぶことさえできるか?(今までに海外に出たのは2回だけ、しかも6年前のこと)…と考え出したらきりがなく。不安にもなり。(留学された方、情報をください。)
それより、今の研究の実験データそろえて論文にまとめなくちゃと思って、実験をかなり詰め込んで(でもぜんぜんうまくいかず)、膨大なノートやプラスミドなどのサンプルも整理していかないと思いつつもなかなか手が回らず。アパートには(もう金沢に9年になるので)ものがあふれかえっているがもちろんどうにかする暇もなく。もうすでにいっぱいいっぱいです。(2004年10月7日)
プライマー設計
みなさんはどのようにプライマーを設計していますか?プラスミドをテンプレートにして増やしたりシーケンスしたりするときは何でも増えるので特に考えませんが、RT-PCR用のプライマーはかなり気を使って設計しています。Tm値はもちろん、プライマーダイマーを作らないか(Km値)や伸びる先がATか、複雑性があるか…などなど。先生に教わったこれらのすべての項目をクリアするのを設計するのは非常に難しいです。ほとんどひとつずつ塩基をずらして調べている感じです。ぱっと見て、ここだ!とわかるくらいの目を養いたいものです。
最近、16組(32種類)のプライマーを設計しなければなりませんでした。cDNAの配列を調べてプライマーの設計をするまでにほぼ2日間かかりました。
こうして苦労して設計したにもかかわらず、RT-PCRで増えなかったものが5種類。(もちろん条件はふりました。)この細胞では発現しているはずなのに。しかたなく再度プライマーを設計し直し…。やっぱり下手かも。
私はこの作業が嫌いです。あと、シーケンスの結果を読む作業と。(2004年10月5日)
研究所の大洪水
まるで映画「デイ・アフター・トゥモロー」を見ているようでした(映画見てないけど(爆))。
夕方6時半ころの出来事。
実験中いきなり、バシャバシャと音が聞こえたので廊下に出てみたら、上の階から水が滝のように落ちてきている。向かいのラボを見るとラボ中水浸し。「こっちにもくるぞ」とまずあわてて廊下に堤防を作る。とても水をふき取るとか、水をくみ出すというレベルではないので、とにかくモップやらなんやらで下の階に水を落とす。(上の階からも水を落としてくるし)水はいっこうに減らない。その間、ずっと火災報知器がジリジリ鳴りまくる。
いったい何が起こっているのか状況が把握できない…
あとから他のラボの先生の話を聞くと、コンセントや電気のスイッチのところからブヮーっと水が噴出してきたとか、天井が落ちてきたとか…ほんとに映画の世界だ。水は2時間ほどしてやっとおさまってきました。
原因は6階の配管工事でなにかやらかしたらしいです。
高価な機械やパソコンがいくつもやられたようでした。1日たっても電気が入れられなかったり、とても実験できる状態でないラボもありましたが、うちのラボはなんとも幸運なことに被害がありませんでした。事件の場所からちょっと離れていたことと、うちのラボはまだ新しいからだろうという話です。いや~まじですごかった(2004年9月28日)
ノート整理
みなさんちゃんと実験ノート書いてますか?「10年たってもわかるノート」
を書かないとだめですよ
…というのは、先生の教えですが、ここだけの話(公開してるじゃん(^^; )最近実験量が多くてノートが追いついていません。このままでは卒業させてもらえない、と思って少し過去にさかのぼってノート整理をしています。が、いろんなことをやりすぎて収拾がつきません。もうやってないことにするかぁ(というわけにはいかないか)
それにしても、すでに厚さ4センチほどのファイルノート(ノートもファイルも研究室指定のもの)が15冊になりました。もう机の上がノートでいっぱいです。
これを卒業のときに全部コピーするのか?と思ったら、考えただけでもぞっとします…(2004年9月25日)
ここに来て3年
ここのラボに来るようになってからちょうど3年になります。もちろん正式にこのラボの人間になったのは2年半前ですが。
修士2年の8月に試験を受けてこの頃合格発表がありました。そしてちょうどこの頃、前のラボで私がぶちきれてしまい(笑、ちょっとものたりなかったんです)、今の先生に助けを求めにきました。さすがにここで実験をさせてもらうわけにはいかなかったのですが、毎週セミナーに参加させてもらうことにしました。それと、以前にもお話しした「論文ノート」を毎週提出することに。
もうあれから3年になるんだなあ。あの頃は緊張しながら来ていたのに(^^;(2004年9月18日)
白衣の天使?
みなさんは実験のとき白衣を着ていますか?私は今まで全然着ていません。今日、危ない(?)実験をしていたので白衣を着ました。と、すぐ、「似合わないな~」とRさん。何も言わず笑い出すWさん。ひどいな~。Rさんのほうがよっぽどあやしい(やぶ医者みたい)と思うのに。(2004年9月13日)
論文について追記
それにしても、まわりをみていても、どうでもいいことに突っかかってくるレビュアが多い気がするんですが。いい雑誌でもしょうもない論文がいっぱい出てると思うのに。(こっちこそもっと突っ込めよ!)やっぱり日本人には厳しいのかな。アメリカ人に変装してみるか(意味なし)(2004年9月11日)
論文って何?
このホームページに来ている方は同業者が多いんじゃないかと思いますが、これから研究をはじめるという後輩にあたる人たちや一般の方々もいらっしゃるようなので、「論文」について簡単に説明しようと思います。
研究者達はある程度まとまった結果が出たらその報告を論文という形でまとめます。論文として発表しなければ、その研究はやっていないことと同じことです。論文はほとんどの場合英語です。これまでの背景と今回わかったこととそこから言えることを実際の実験結果の図を入れながら説明します。
書いた論文は雑誌に投稿します。雑誌には様々な分野とランクのものがあり、自分にあったものを選びます。もちろんランクが高い雑誌ほどその研究、論文の評価は高いわけですが、投稿した論文が必ずしも雑誌に載せてもらえるというわけではありません。
雑誌の編集者はその分野に詳しい人(1~3人)に論文を回して雑誌に載せるのに適当かどうか意見を聞きます。その結果、1.載せてもいいですよ。2.もう少し実験をすれば載せてもいいですよ。3.載せられません。という返事がかえってきます。1ならあとは雑誌に載るのを待つだけです。2の場合、言われた実験を追加すればもう一度投稿することが可能です。3の場合は他の雑誌に投稿することになります。ランクの高いところから順に投稿していけばよいのですが、投稿してから返事が返ってくるのにたいてい1ヶ月くらいかかります。(もちろん、同時にいくつかの雑誌に投稿することはできません。)よって、何度も投稿を繰り返していると時間のロスになってしまいます。研究は競争です、新しくなければなりません。もし、この間に他の人が同じことを論文で発表してしまえば、自分の研究はいっきに価値が薄れてしまいます。見極めも重要なのです。
いい論文をたくさん持っていれば、研究者としての評価が高く、研究費も取れやすくなります。だから、研究者達はいい論文を書こうとがんばっているわけです。(2004年9月11日)
本気で悩む
投稿していた論文が通らなかったことがきっかけで困ったことに。ここ2日間、どうしたらいいか本気で悩みました。マジで気が狂いそうでした。でも最終的に私にとっては一番良い方向で話がまとまり、ほっとしています。ただ先生達にはすごく心配をかけ迷惑をかけることになってしまいました。ごめんなさい。
最近みなさんから、来年はどうするのか?という質問をよくうけます。今日のことも含め、そのうちお話すると思います。(2004年9月10日)
台風のため研究室にお泊り?
今日はなぜかひさびさに実験が早く終わった(2:00AM)。たまには早く帰るか…と思ったが、台風直撃中。どうりで今日はみんなの帰りも早かったわけだ。というわけで、結局ラボでうだうだ、さらに眠くなって椅子並べて寝て、明け方おさまってから帰ってきました。…学校から徒歩50歩の距離なんですけど(爆)(2004年9月7日)
薬学部6年制に
再来年の入試から薬学部は6年制になるそうです。しかし、4年制も残すそうです。どういうことかというと、薬剤師になるには6年制を卒業しなくてはならず、4年制を出ても受験資格をもらえません。つまり、4年制は(卒業後大学院に進学することが前提で)研究者養成が目的ということになるのでしょうか。4年制か6年制かは大学受験のときからわけられ、原則として入学後の変更が認められないようです。
はたして、薬剤師になれない4年制に人が集まるのでしょうか?薬学部の先生に尋ねられ「来ないのではないでしょうか」と、答えたところ、「そうだよな~、そんな変わり者は長谷川さんくらいだよな」と言われました(笑)
確かに今の私なら4年制を選びます。私は病院実習も大っ嫌いだったし(たった一ヶ月だったけど、それが6年制になったらもっと長くなる)そんなことより、早く研究室に入って実験したかったので。でも、高校生だったらまだわかんないよな~。研究ってどんなものかもわからないし、研究志望で入ってきても大学入ってからやめちゃう人がかなり多くいます。いろいろ問題が起こりそうな気が…
ともかく、私は4年で薬剤師免許も取れてよかった。免許を使うことがないような気もするが…。(2004年9月7日)
アポトーシスのムービー
他の研究室にお邪魔して、アポトーシスを起こす細胞のムービーをとりました。装置は手作りで顕微鏡の上で培養しながら連続的にデジカメ写真を取れるようになっています。5分に一回8時間ほど取ってつなげると、細胞が激しく動いているのが見れます。すごくおもしろいです。細胞が苦しそうにのたうちまわってます(笑)感動的です。改めて、アポトーシスってすげ~な~と思いました。
いつかホームページでもアップしたいと思います。(2004年9月2日)
電車で論文を読む?
実家に帰るときや遠出をするときなど、よくありがちですが、私も論文をどさっと持って行く癖があります。電車で1報、1日1~2報で…と考えるのですが、そんなに読んだためしがありません。でも学習能力がないようで、同じことを繰り返すんですね(笑)一応、電車に乗ったときは論文を読み始めるんですが、すぐ寝る(^^;今回も同じパターンでした。
前に、すごく電車が混んでいたことがあって、仕方なくトイレの前に(立っているのは疲れるので)座り込んでいました。そして、論文を…と思って読み始めやはり眠りに落ちました。
「トイレの前で片手に論文を持って座り込んで寝ている女」って…あやしすぎ…(2004年8月30日)
分子生物学会へ
今年は結局分生へ抄録を出しました。もし行く人がいたらぜひ会場でお会いしましょう。(2004年8月25日)
追記
スリッパの音についての追記。うちのラボの人たちは全員、ラボの住人のスリッパの音を聞き分けられます。それは先生をおそれるあまり、自然に身につく技です(笑)でも、たまにまぎらわしい音を立てて歩く人がいてびくっとすることも。「もうちょっと静かに歩いてよ」とか「スリッパ変えてよ」とか言われてます(とくに新人が入ってくる頃)。先生のスリッパは「猫に鈴」みたいなもんです!?(2004年8月21日)
この世の中でこわいもの
ひさびさにラボで飲みに行きました。いつも言っているように今年は人が少ないので、飲みに行く機会も減りました。今日も4人+ゲストだったし。
助手のRさんが、先生の前で「先生はこわい。この世の中でこわいもののトップは先生だ」と言い出しおかしかったです。今に始まったことではないんですが…。
去年の先生のお誕生日にみんなでお祝いのカードを書きました。が、Rさんがこの世の中でこわいものトップ3(もちろん先生がランクイン)を書いてから、お祝いでなく「こわいものシリーズ」になり、みんなそれぞれ自分のこわいものを書きました(笑)ある人は教授室の扉が微妙に開いていること、先生のスリッパの音、などを書き、出入りしている業者さんは先生からの問い合わせの電話と書き、私は先生の(あたらない)hypothesisと書きました。
数日後のディスカッションで、私はまた先生のhypothesisのもとにやった実験結果(予想とはちがう)を見せたところ先生に「君は僕のhypoithesisがこわいと言うけど僕は君の結果がこわいよ」と逆に言われました(笑)
先生が本当にこわいかって??それは私はいえません。直接確認してください(^^;
(っつーか先生このホームページ見てるかな?)(2004年8月15日)
ひさびさに緊張…
昨日の続きをやりました。失敗が許されないと思ったら、ひさしぶりにすっごく緊張してピペットマンをもつ手が震えました。 (2004年8月12日)
気合を入れたのに…
今、新しい実験をやりに他のラボに出入りしています。試薬も機器も全部準備してもらって、そこの先生について教えてもらっているのですが、今日、実験を始めてから試薬が足りないことに気づく…。重要な(?)実験なので、体調を整えかなり気合を入れて臨んだだけに呆然…。
明日試薬が納品されるらしいので、明日再挑戦です。でもなんだか妙に気が抜けちゃって。気合!気合いれないと! (2004年8月11日)
なんだ?このラボ
なぜ朝の5時なのに3人(ラボの半数)も人がいるんですか??(笑)ちなみに明日がセミナーでもディスカッションでもなく普通の日。先週ディスカッションの前日には4人いました。みんなおかしいよ~~って私がいうのはおかしいけど(爆) (2004年8月4日)
初めて研究室に来た日
3年前(私がM2のとき)の今日、初めてこの研究室を訪れました。本当のことを言ってしまうと、このとき私は別にこのラボに来たいと思って訪問したわけではないんです。
前のラボの後輩達(当時4年生)に、大学院は他のラボも考えたほうがいいよとすすめて、とりあえずうちの大学の研究所内の研究室を見てまわろうという「がん研見学ツアー」を企画しました。私も他の研究室をみてみたかったので、一緒になって後輩たちが興味ある研究室を中心にみんなでぞろぞろと押しかけ、そのときこのラボにも後輩2人と訪問しました。
アポトーシスをやっているということだけは知っていて、勉強したてだった私は興味はあったんですが、ここでどんな研究をやってるとか先生のこととかまったく知りませんでした(かなり失礼ですね)。そうそう、先生は背が高いということだけは(以前にシンポジウムで見かけて)印象に残ってました(^^;
突然の訪問にもかかわらず、2時間も先生が研究を熱く語ってくれて、私ははまってしまいました。逆に後輩達はかなり疲れきってました(笑)あとで後輩達は「あそこには絶対行かない!」と言い切ってましたが、私は急にここに行こうかなと思いたってそれから論文などを調べ始めました。かくして、後輩2人は以前の研究室に残り、私はこのラボに来ることに…。 (2004年8月1日)
学会費
あっ、今年まだ学会の年会費払ってなかった。免疫学会と分子生物学会あわせて1万円。痛い出費だわな… (2004年7月26日)
RNA
RNAの扱いはめんどくさい…。でも、DEPC水はキウイのいい匂いがして大好きです。飲んじゃいそう(おいおい) (2004年7月16日)
生活改善宣言
論文もとりあえず投稿し、セミナーも終わって一段落し、気分はすごく楽になりました。常に何かにおわれていた感があったのであまりの解放感にもう何をやっていても楽しいです(笑)
この約4ヶ月間、週に2日徹夜、残りは朝6~7時に帰って昼にくるという変な生活をしていました。徹夜になるのは次の日が朝からミーティングの日とディスカッションの日です。生活を直しなさいと先生に言われていましたが、とにかく実験を詰め込みすぎて終わらないのです。しかし疲れもピークに達し(?)ついに先週の土曜日、所内セミナーの準備を朝までし、いったん家に帰って着替えてディスカッションに出ようと思ったら、家で寝てしまったんですね…。先生に電話で起こされることに…。ああ、やってしまった。
そういうわけで一段落したしたことだし、生活を改善することにしました。早めに帰って早く来る。月曜日から4日間続いています。っていってもですね、まだ帰るのが4時くらいなんですけど。 (2004年7月15日)
がん研究所定例セミナー
緊張するかと思ったけど、こんなのでいいのかなと思うくらい緊張しなかった(^^;昔は人前で話すのがすごく苦手だった気がするんだけど。そうそう、マイクを持って(もつことがポイント)話すとすごく落ち着くんです(笑)あと、人が多いほうが緊張しない。だからラボの中で話すほうが緊張したりします。
そういうわけで発表は普通に終わった気がするんだけど、質疑応答はまずかったです。なんか思考が停止してしまって。普段ならもうちょっとましに答えられそうだし、人の発表聞いていると、これを言えばいいのに、とか思うのに。勉強不足もたたっているし普段から考えてないということもありますが、発表慣れも必要だと思いました。
くやしい~ので次回リベンジ!! (2004年7月12日)
がん研究所定例セミナー~準備編
うちの研究所は毎月定例セミナーがあって、1回に2研究室ずつ、ラボの代表が研究成果の発表をしています。だいたい年に1~2回担当が研究室にまわってきます。発表は基本的に若手がすることになっているので、大学院生(とくに博士過程)かポスドクが多いです。今月、うちのラボにまわってきました。それで私が発表することに…。これはまた大変だ。これまでまともに発表したのなんて修論発表(15分)くらいしかないから。
最初は30分も話がもつかなと思っていたけど(データはたくさんあったんですが)、まとめてみたらとても30分では短すぎて話しきれない!それぞれのデータに思い入れがあるので(たいしたものじゃないんですけどね)削れず、いっぱい話したくて詰め込んだけど、練習をみてもらったら「これだと誰も理解できないよ」といわれ、泣く泣く3分の1くらい減らしました。全然知らない人違う分野の人に話をするというのは難しいものだと思いました。 (2004年7月10日)
整理整頓
独法化にともなって毒劇物の立ち入り検査が入ることになりました。主な対策は先生方が一生懸命されていますが、試薬だけでなく、研究室内が安全か、整理整頓されているかということも重要らしく、実験台もきれいにしなくてはなりません。実験台なんて常にきれいにしておかないといけないんですけどね。私はやたらメモ用紙やノートが散らばっていて実験スペースが狭くなってます…(とりあえず今回は引き出しとかに隠してみる…)
今回は実験台だけですが、勉強机のほうはさらにひどいです(–; ていうか、ものが多すぎて整理しきれないんです。本もノートも大量、さらにいらない論文のコピーが大量に。今度ちゃんと整理しようと思います。それでも、必要な論文やノートはすぐでてくるところがすごいと思いません?(すごくない、すごくない。)
また今度私の勉強机をレポートしたいと思います。いろいろでてきますよ~ (2004年6月27日)
幻の勉強会
これもまた、ちょうど3年前の話ですが、前のラボで「勉強会」というものを提案しました。定例セミナーは多かったのですが、質問や意見は出にくく雰囲気が悪かったので、それはなぜなのかどうしたらそれが改善できるかについて院生の学生(7人)で話し合いをしました。いろいろ話した結果、主な原因は基本的な知識がなさすぎて質問できない、くだらないことを質問できる雰囲気ではないということになりました。それなら学生達だけでやったらもっと和やかかつ活発になるし基礎知識もつくんじゃないかと思ってセミナー以外に勉強会なるものを始めることになりました。
だけど、たった2回で私がつぶしてしまいました(笑)あまりにレベルが低く、時間の無駄でしかなかったからです。勝手に作って勝手につぶして悪いことをしたと思ってますが。ただ、それ以降ほんのちょっとだけセミナーの雰囲気が改善した気がしました。話し合いだけでもしたのがよかったんでしょうか。セミナーの雰囲気を作るのは難しいです。でも、これって先輩達がつくるものなのかもしれないと責任を感じたりしています。 (2004年6月27日)
レビューセミナーとアポトーシスの出会い
私がはじめてアポトーシスの勉強をしたのがちょうど3年前(修士2年)の今ごろです。あのラボには通常のセミナーのほかにレビューセミナーというおそろしいものがありました。一つのテーマを決めてそれについて30報程度の論文をまとめて紹介するというものです。テーマは何でもよく、むしろ研究とは関係ない分野をやることが多かったです。私はなぜかあの時「アポトーシス」をテーマにしました。当時は、カスパーゼのカの字も知らない重症ものでした。最初はいろんな日本語の総説を読み、最終的に論文を1日10報x5日間読み、その半分くらいをまとめました。大変だったけど、あの時があったから今があるんだなと思ってます。アポトーシスに興味をもったのもこのとき。あのとき違うテーマにしていたら今のラボにいなかったかも。
セミナーがやたら多い研究室で、さんざん文句を言っていたのですが聞き入れてはもらえず、なんと私が卒業した次の年から激減しました。レビューセミナーもなくなりました。後輩達よ、セミナーが減ったのは私たちのおかげなのよ~、感謝して。 (2004年6月20日)
やっぱり一夜漬け
いろいろあって2週間もセミナーの担当がのびたのに、やっぱり直前になってあせってる…ああ、また徹夜だよ。 (2004年6月16日)
使いものにならない抗体
3年前?(私がこのラボに来る前)に買って一度も使われていなかった抗体を使ってみました。どうせ使えないだろうと思ってまったく当てにしていなかったのですが、あら、ちゃんと検出できるじゃない!(笑)しかも内在性のものまで。たまにはサンタ~の抗体も使えたりするんですね…。
それにしても使えない抗体ってけっこうありますよね?前のラボではたいてい泣き寝入りしてました。今はちゃんとクレームつけないと先生に怒られます。前回ほったらかしにしておいたらめちゃ怒られました。そりゃそうですよね、もし自分が何か数万円するものを買って壊れていたら絶対文句いいますよね。「日本人はクレームをつけないから使えないものをいっぱい送って来るんだ」って言ってますが、どうなんでしょう(笑)みなさんの研究室ではどう対処されてますか? (2004年6月9日)
ピペットマンのお掃除
ピペットマンもたまにはきれいにしてあげないと…。ということで分解してエタノールかけて中を拭いて…まではよかったんですが、もとにもどせない!!(笑)(何回も分解したことあるのに。)仕方がないと思って、別のピペットマンを分解してみる。…と、こっちまでわからなくなる(爆)アセアセ…。ほんとあったまわるいな~(2004年6月7日)
冷蔵庫
ラボに来る→暑い→とりあえず低温室で涼む(人が来たら物を探しているふりをする)(2004年6月7日)
瓶のふた
最近、先生にバッファーを貸してあげているのですが、それは全然かまわないのですが…
先生が使った後の瓶のふたが開かないよ~。か弱い私には…(いてっ) (2004年6月7日)
暑くなってきましたね
夜、Wさんが「ルシフェラーゼアッセイのプロトコールないですか?」と聞いてきました。キットについているプロトコールで、硬くて下敷きみたいなものです。「そこにいくつかあまってますよ」といったところ「じゃあ一つもらっていこうっ」と言って取っていきました。私はてっきりルシフェラーゼアッセイをするのかと思っていたのに、次の瞬間、「お先に失礼します」といってその下敷きであおぎながら帰っていきました。おい、うちわかよ~(爆)(2004年5月31日)
コントロールを取りましょう
論文を書く段階になって、今までのデータが全然使えないことに気づく…。
「そのまま論文につかえるように常に考えて実験しなさい」って言われるんですけど、わかっちゃいるんですけど、なにかコントロールを忘れる。研究ではコントロールを取ることはもっとも基本的で重要なことですよね。なのに、もう何度「コントロールを取りなさい」と同じことを言われたことか…ああ、進歩がないです(–;
でも、本当に今回論文を書いていて実感しました。一番最初に、論文にしようと思って簡単にまとめて提出したデータはほとんど取り直し、今となっては、数多くあるFigの中で一つ二つくらいしか残ってないです(もちろん話が進んで追加したデータもたくさんあるわけですが)。めちゃめちゃ大変な思いをしました。次はこんなことがないようにしたいものです…(2004年5月28日)
まただまされた!!
最近、あるコンストラクトを作製するのに、先生がプライマーも設計し、制限酵素もこれで切って入れればいいと方法まで考えてくださって、なんとビッグ待遇!…と思ったまではいいが、そのとおりにやっていたら途中で間違いに気づく…。土曜日のディスカッションで、先生がそれを回避する方法をまた考えてくださったので最初からやり直す必要はなくなってよかったのですが、レポートには「また、だまされた」と書いて提出。あとになって、先生が「またってなに?そんなにだましてないよね?」と言われ、(いや~けっこうだまされてますけど。)さらに「でも、ほんと方法が見つかったよかった~、見つからなかったら大変だったな~(私にまた文句言われるところだった)」とほっとしていました。そんな、私のことおそれなくても(笑)
それ以来「Believe me one more time!」といって、おもしろい提案をいっぱいしてくださいます。「だまされたと思ってさぁ~やってみようよ」って、たいてい本当にだまされるんですけど(爆)(2004年5月19日)
CsCl
ひさびさにDNAを大量精製しました。いまはキットが出回ってますがうちではCsClで精製です。ちとめんどくさいので最初の頃はすごく嫌だったんですけど、慣れればそんなこともなく、エチブロきれいだな~って感じで楽しんでます。
最初の頃嫌だったのは、超遠心がこわいというのが一つの理由でした。話でよく聞きますよね、ローターが飛び出して天井突き抜けたとか。だから、遠心機をかけて回転が上がりきるまで見ている間、部屋の隅のほうで隠れてました(笑)(これ意味あるのかな?)回転数が上がるとともに自分の心拍数が上がるみたいな。今では、そう簡単には壊れないことがわかり気軽にかけてます。やっぱり離れて見てるけど(笑)(2004年5月15日)
電気を消しに来ました
うちのラボのWさんはときどき夜いったん帰って夜中に戻ってくることがあります。そのときは「(私が)帰るときに、(電気など)をそのままにしておいて」といわれるのですが、今日はWさんは戻ってくる気配がありません。私は実験をしていたら朝6時になってしまい、さすがにもう来ないだろうと思って全部電源を落としていたところ、Wさんが登場。「すみません、消しちゃいました。」といったところ、眠そうな顔をしながら「いや、電気を消しに来ました。じゃあ、戸締りお願いします」と言って何もせず帰っていきました(苦笑)
えっわざわざ、そのために??ごくろうさまです・・・ (2004年5月12日)
RI講習会
毎年春にRI講習会があり利用者は必ず参加しなければいけません。RIセンターに入るためのカードキーがもらえなくなります。このRI講習会の内容は「(お偉い先生の)講演を聞く」というものです。RIに関するものではありません。去年は「カミオカンデ」のお話でしたし、その前はたしかヒトゲノムプロジェクトの話でした。聞く気はあるんだけど、暗くなると寝ちゃうんだよね。
今年は最初から「寝るぞ!」と決めて、上着を持っていき(講堂は寒いんです)、始まったとたんに寝ました。1時間半爆睡(笑)昼寝ができてすっきり。さあ、実験するぞ~
ん~、なんなんだろう、この講習会。 (2004年5月11日)
FACS100回達成!!
このラボに来てFACSをかけた回数がついに100回になりました。きゃ~めでたい!!が、今日のFACSは失敗!(苦笑)
ちなみに私がFACSを利用するのは、GFPでトランスフェクション効率をみること、アポトーシス細胞をアネキシンVで染色して解析すること、ルシフェラーゼの代わりにGFPを使ったレポーターアッセイ、相互作用を検出するスクリーニング系(自分で確立したけど使ってない(–;)、がほどんどかな。みんながよくやる細胞表面タンパクを染めるっていうのは数回しかやってないです。いずれにしても、全部設定をしてもらってあって、私は毎回流すだけなので未だに使い方はさっぱりわかりません。新しいことをやるときはいつも「せんせ~い」と(甘い声で)呼びに行きます。 (2004年4月29日)
同じ細胞なのに…
由来は同じなのにもらったラボによって全然応答性が違います。おかげでうちのラボには293系細胞(トランスフェクション効率がいいので過剰発現実験系によく用いられる細胞です)は5種類あります。刺激したら細胞死を起こすもの起こさないもの、トランスフェクション効率がいいもの、NF-kB(転写因子)の活性化が強いもの…。それぞれやる実験によって使い分けているんですけど。それだけでも細胞がいっぱいで。なんとかならないかな。
長い間培養しているだけでも性質変わってきたりしますよね。なので、私は最初に一気にばっと増やして凍結してこまめに起こし直して使ってます。
私の実験はすべて細胞なので、細胞の機嫌で実験が左右されてしまうので、彼らのご機嫌取るのに大変です。 (2004年4月28日)
どこでも寝れるよ
最近寝不足で実験やりながら寝てしまいます。よく、FACSなんかをかけていると寝てしまって、1サンプル測り終るごとに目覚めてサンプルを入れかえているらしいが、気づくと20サンプルくらい終わってるんです。(寝てる間に実験が終わってラッキー!?でもほんとにちゃんとかけてるんだろうか。)すべて終わったらさらにその場で30分くらい寝てしまいます。今日は蛍光顕微鏡見ながら1時間ほど寝てしまいました。あまりに熟睡して目覚めたとき状況を把握できなかったし(^^;
あ、夜中はセミナー室で椅子並べて寝ます。これは皆さんもしますよね。でも、ちょっと寒いので毛布がほしいなあ。人に聞いたら「寝袋はいいよ」と言っていたけど、朝先生が来て床に寝袋で転がってたらびっくりしますよね(^^; (2004年4月24日)(追記)保存してあった蛍光顕微鏡の写真を今日見直したら、きれいに取れてました。あの時は意識がもうろうとしていてうまくいってるのか何取ってるのかよくわからなかったんだけど、ちゃんと取れていてびっくり(笑)寝ながら実験する技を身につけたかも!!? (2004年4月26日)
ジャーナルクラブ
今日はジャーナルクラブの担当でした。うちのジャーナルセミナーでは私は3報くらい、似たような論文や過去の論文を集めて紹介しています。
今年は人が少なくなったのでセミナーの担当がまわってくるのが早くなりました。ジャーナルクラブも月に1回まわってきます。
私はジャーナルセミナー嫌いなんですよ。(みんなそうか…。)論文読むのもセミナー聞くのも好きなんですけどね。セミナー前は気が重いです。
やっぱり一番大変なのが論文を選ぶことですよね。いい論文を選ばないと後々苦労します。セミナー終わると次は何やるかって考えて論文探してますけど結局直前まで悩むことが多いです。何回も論文変えたりして、最悪なときは前日の夜に紹介する論文を決めたこともあります。なんか、読めば読むほど「これおもしろいのかな?」って思ってしまうんですよ(笑)おかげで、セミナー終わると気分が晴れて実験が楽しくて仕方がないです(^^; (2004年4月23日)
siRNA
RNA干渉法が登場したころ、すごい技術が出たもんだと思いましたが、今ではRNA干渉くらいやらないと論文が通らないくらいあたりまえのものになってきました。最近、siRNAをつかった網羅的解析もよく論文に出てきていてすごいことになってきたなと思いますが…みなさん、そんなにsiRNA効いてますか?
うちでもやり始めていますが、なかなか苦労してます。まわりに聞いてみても、あんまりうまくいってないみたいで。なんかコツかなんかあるんでしょうか?
それでも、一応効いていそうなものなんかもありますが、私はいまだにやっぱりsiRNAはトリッキーな気がしてしまうので、本当に特異的なのか調べたりしていると一つのものをやるのにもかなり時間がかかってしまいます。
だから私はsiRNAの実験は嫌いです(–;だれかコツを教えてください。 (2004年4月16日)
マイコとの戦い
培養細胞のマイコプラズマチェックがありました。
うちの研究室では定期的にマイコプラズマの検査と治療を行い、けっこう徹底していると思うんですがなかなか完全除去されません。今回の一斉検査でも多くの細胞が陽性になってしまいました。常に飼っているものだけでなく、他からもらった細胞、買った細胞もかなりの確立で感染しています。みなさんどう対処していますか?
今回、私の細胞も感染していたので「マイコのくせにむかつく~」とかなり腹が立ち逆切れ(?)してました。 (2004年4月10日)
マウスのケージ交換
研究室の人数が少なくなったので、マウスを使っていない人もケージ交換の当番が回ってくるようになりました。というわけで、初めてネズミちゃんたちに会いに行きました。かわいかった~(←実験やってない人がいえることだな…) (2004年4月2日)
Progress Report
みなさんの研究室の研究発表はどんなふうにされてますか?うちのラボでは3~4ヶ月に一度発表がまわってきます。今回は私が担当です。
だいたいA4の10~15枚程度のレジュメを作るんですが、これが私はかなり大変です。1ページにFigを3~5個とそれぞれにプロトコールとregendをつけてますが、これを全部英語で書かないといけないんです(決まりというわけではないですが)。そのため私は2週間以上前から研究の合間を縫って準備を始めています。それでも直前はかなりバタバタです。こういうときに限ってプリンターの調子が悪くなったり。いつもレジュメが完成するのが朝の6時をまわっています。
今回も同じようなパターンで何とか無事にPRが終わりました。でも、まとめるということはやっぱり勉強になります。 (2004年4月1日)
研究室間の格差
大学、研究機関や研究室によって研究費の落ち方にかなり格差がありますよね。お金があるところにはある。うちは普通くらいかな。聞いた話によると、すごいところはすごいです。15万円までのものは勝手に注文していいとか(うちは全部許可制)、PBSはタブレットになっていて溶かすだけだとか(うちは作ってます)、トリプシンはできたものを買ってるとか(うちは作ってます)、大腸菌のコンピテントセルを買ってるとか(うちは作っています、市販のより効率がいいです)、プラスミドの抽出がキットだとか(うちはCsCl&超遠心です)、チップは詰められたもの買ってるとか(うちは秘書さんが詰めてます)、SDSのゲルはできたものを買ってるとか(うれしいことにうちも買ってます)、細胞の培地を買ってるとか(未だに作ってるところないか…M1の頃は作ってました)、抗体は一つの因子に対して5種類くらいいろんな会社のものを買って使える抗体を使うとか(ありえない!うちはかなり考えて一つ買い、使えなかったら抗議します)…などなど言い出したらきりがないですが、これだけ差があれば、実験のスピードだって違ってくるはずです。そういうのをうらやましいとかずるいとか思ったりもします。同じようにしてほしいものです。
でも、今の私にとっては、そういう基本的なことをちゃんとこなせることも重要だと思っています。 (2004年3月28日)
細胞が多すぎる…
今15種類ほど細胞を飼っています。これだけの細胞を維持するのはけっこうしんどいです。しかも実験に使いたいときに必要なだけの量があるように考えてまかないといけないので。かなりの時間細胞培養に費やしています。
しかも、留学生のOさんが今帰国中で彼の細胞を11種類面倒見るはめに…。 (2004年3月24日)
今日もらった細胞その2
浮いてるやつとくっついてるやつがいる…いったいどう継代したらいいんだ!?どっちかにしろよ~ (2004年3月23日)
細胞株の樹立
恒常発現細胞株を4種類同時に作ろうとしたのがいけなかった。トランスフェクションは簡単だが、2週間くらいしてみんな一気に増えてきやがった。(そんなの最初からわかっていることなんだけど、私はどうも先のことは考えず「やる」と思い立ったときにすぐはじめてしまうので…いいような悪いような。)
この頃同時に、100mmディッシュ45枚のIPウエスタンをやっていたので、さらに大量の細胞が。おかげで4つあるインキュベータのうち1つを1人で占領してました。
細胞の管理&スクリーニングに苦労したのに、最終的に活性があるものはひとつも取れず…かなりむかついて、全部オートクレーブにぶち込みました(笑)あ~すっきり。 (2004年3月22日)
高いトランスフェクション
最近、プライマリーや血球細胞みたいに今までの方法ではトランスフェクションがされにくい細胞にもトランスフェクションできるというあやしげな(?)キットがはやっていますが知ってますか?うちに出入りする業者さんいわく、すごく人気商品らしいです。私もやりたいものがあったんで使ってみたんですが、よく入る。しばらくそれを見て感激してました。(でも、実験は結局うまくいかなかったからショックですが。)
でも、とにかくこのキットが高いんです。25サンプル分で6万円ですよ。
効率も高いが金も高いか・・・(–; (2004年3月16日)
遺伝子工学トレーニングコース最終日
今日でトレーニングコースも終わりです。ちょっとした懇親会をし、たった3日間だったけどすっかり仲良くなったみんなでわいわい盛り上がりました。この3日間で実験はもちろん学びましたが、他にもいろんなことを得ました。外の人たちと話をしてとても楽しかったし、相談にものってもらい元気づけられました。それだけにちょっとさみしかったです。またみんなで会いたいな。
3日間充実した日々でした。 (2004年3月10日)
遺伝子工学トレーニングコース2日目
昨日ハイブリしておいて帰ったスライドグラスを洗ってスキャナーで読みました。
うわ~きれい!宝石箱みたい(笑)よく見るアレイの写真です、赤や黄色や緑のちっちゃいまるが並んでる。感動~もう満足です。←これから数値解析だって。私そういいうの苦手なんで…(2004年3月9日)
遺伝子工学トレーニングコース1日目
今日から3日間研究所のとなりの遺伝子実験施設で行われるトレーニングコースに参加しています。マイクロアレイをやらせてもらえるんです。自分の実験でもアレイをやりたいなと思ったりするんだけど、とにかくコストが高いですよね。失敗したら10万~20万ぶっ飛んじゃいますから。しかもやっぱり最初は条件検討なんかもしないといけないみたいだし。ムリムリ(笑)そーいうわけで、経験できるだけでも楽しいかなと思って参加してみました。
実験操作自体はすごく簡単で(しかもアシスタントがぴったりついていてくれるし)、これが数万円かぁといちいち感心&緊張しながらやってました。参加者は10人程度。全国各地いろんな大学、企業から人が来ていて、みんなと話をするのがまたすごく楽しかったです。
今日はハイブリまで。明日、ちゃんときれいなスキャン結果がみれるかな?楽しみ (2004年3月8日)
最近思うこと
気が付いてみたらもう3月で、1年が過ぎるのが早すぎて困ります。今、私は博士課程2年ですが、来年の今ごろには卒業しているはずです。しなくてはなりません(^^;だけど、まだまだひよっこでとても一人立ちできそうにありません。そりゃもちろん、ここにきたときに比べたら2年間でかなり進歩したと思っています(もとがひどかったというのもある)。まったく先生方のおかげです。
だけど、学部生の頃は修士の先輩はすごく大人に見えたし、修士の頃はドクターってすごい存在だと思ってました。なのに、実際自分がその立場になってみると自分が惨めで。肩書きだけが大きくなっていっちゃって。
この頃になって、あと1年かぁと思ったらよけい妙に不安になったりあせったり…。
とにかく今ここで吸収できることは全部吸収するつもりで、あと1年一生懸命やりたいと思います。 (2004年3月5日)
土曜日はディスカッションデー
うちのラボでは毎週土曜日にグループディスカッションがあります。2~4人くらい似たようなことをやってる人たちがまとまって教授室(通称おしおき部屋)に入って今週やったことと今後の方針について話し合います。
そのため、みんなこの日に向けて一生懸命なんです。毎週金曜日、徹夜の人がいたり。
私は週末にまとめて実験するということはしませんが、「一週間でこれだけやる」と決めてやっています。どっちかというと、金曜日は普段より早く帰ります。ディスカッションのために体力を温存しておくためです(?)ただ、金曜から土曜の朝にかけて必死になることがひとつあります。普段実験に終われていてノートをちゃんと書いていないのです。うちの先生は「10年たってもわかるノート」を書くようにといわれるくらい厳しいので、もちろんディスカッションではノートを全部見せないといけませんし。それ以外に「This week Next week」というレポート(ノート1~2枚)に今週やったことと来週の予定をまとめて、ディスカッションのときに提出しないといけないので、直前はかなりバタバタしています。
当日は、スタッフミーティング→他のグループ→うちのグループの順なので、その間に慌ててノート整理をしていますが、思ったより早く前のグループが終わってしまうときがあったりするのでひやひやです(←もっと早くから準備しろよ)。うちのディスカッションは4人で3時間くらい。私がけっこう時間を使うので、最初の頃は私が長いと他の人に文句を言われてました。先週ディスカッションに出られないということを先生に告げたら先生にも「じゃあ、ディスカッション早く終わるね」といわれました(^^;ちなみに土曜日しなかったら、なしにはならなくて、月曜日に一人でやることになります。
ともあれ、ディスカッションが終わった後の土曜日は一週間の中で一番のんびりしています。遅い昼食を取りながら、ディスカッションの疲れを癒し(?)、来週の計画を立てて、次の日の実験準備だけして、グッピーの水槽を洗って、その日のうちに帰ります。 (2004年2月28日)
RIセンター
今週はRIセンターに入り浸っていました。ラボからはまあ2~3分で行けますが、行き来がめんどくさい(のに、忘れ物をする)。各ラボに割り当てられているスペースはかなり狭いのですが、部屋にめったに人がいないので静かで快適な環境です。
インキュベーション時間が1時間くらいあるとラボに戻るんですが、30分程度だと戻るのも面倒なので、といってもやることがなく(論文くらい持って来ればいいのに)、32Pのまえで平気で寝てます。あとはガイガーカウンターをピーピー鳴らして遊んでる(笑)
そういえば、掃除のおじさんがうろうろガイガーカウンターを持って回っているんですが、一度私のほうに向けたところピ~~となり「あれ?」首をかしげてました。「何か出してる?」って、私放射線出してませんよ~(笑)(ただ、壊れていただけでした)
実験がうまくいかないまま、来週から2週間ちょっと改修工事のためにRIセンターに入れず、アイソトープもちょっとしか使ってないのにへたっちゃうしもったいないな。 (2004年2月27日)
がん国際シンポジウムin 金沢
うちの研究所と東大医科研の合同シンポジウムがありました。去年は行って5分で寝てしまったので(もちろん終わるまでまともに目覚めることなく)、今年はがんばるぞ~と気合を入れて…。だけど、ちょうど実験も忙しくて1時間睡眠で出席するはめになりやっぱり眠気との戦いになってしまいました(笑)それでも、今年はNF-kBの話とか興味のある話が多かったのでおもしろかったです。
もちろんこのシンポジウム、発表は全部英語なんですが、うちの助手の先生が急きょ発表することになったんです。初めて聞くので(&初めてスーツ姿をみるので)それも楽しみにしていたんですが、これがまた、想像していたよりうまい。あとで「いつ英語を勉強したんですか?」って聞いたところ、留学してからだとのこと。向こうの友達をいっぱい作ることがポイントだそうです。さらにいろいろ聞き出してみると、サッカーチームやらバレー、ソフトなどのあらゆるクラブに参加し、仮装大会では惜しくも2位、セミナーではアニメを書いてウケを取り…。なるほど、これを真似すればいいのか…ん?いったい何しに行ってたんですか?(笑) (2004年2月12日)
修論発表会を終えて
修論発表会が終わりました。うちのラボも今年3人卒業です。みんな無事に終わり、かなり開放感に満ちています(笑)修士に入るときはずっと研究をやりたいって思ってる人が多いんですが、実際には途中で嫌になる人が多いみたいです(少なくとも私の周りでは)。なかなか研究は厳しいですからね。私もそういう時期がありましたし。あの時励ましてもらえなかったらドロップアウトしてたかも。
私は次に行くところが決まっていたので、開放感みたいのはなかったけど期待に満ちていました。修論の副査を今の教授にしてもらったので、終わった後にお礼とともに「いつから来ていいですか?」って聞いたところ「As soon as possible」といわれたのを覚えています。
しかし案の定、前のラボの先生に「早く向こうに行きたい?」って聞かれたので「はい」って答えたら「だめ」って言われました(笑)
しばらく残りの実験とサンプル整理、プロトコール作りをしたのち、春休みもとらずに早めに今の研究室に引越ししました。期待もあったけど、新しい環境に入る不安もあったのでちょっと戸惑っていたんですけど、最後には前の先生が「須田先生が待っているから早く行ってあげなさい」って言ってくれたんですよ。
あの頃を思い出して、ちょっと懐かしくなったりしました… (2004年2月10日)
がん研セミナー
うちの研究所は年に一度、このくらいの時期にスタッフ全員が研究成果を発表しなくてはいけないことになっています。質問は厳しいし、しかも評価委員がいて点数やコメントがつけられるらしいので、けっこうつらそうです。こっちはいろんな研究の話が聞けるので楽しいんですが。
今日セミナーが終わったら、先生方が「おわった~お先に~」とすがすがしい顔して帰っていきました。
これからは独法化にもなるし研究所が生き残るのもたいへんみたいです。研究も厳しいですね… (2004年2月6日)
ルミノ・イメージアナライザー
うちの研究所にもイメージアナライザーが入りました。これでウエスタンも暗室に行って感光しなくていい!私はあの暗いところが嫌いです。何にも見えないんだもん。(鳥目かな。ビタミンAが足りないみたい。)ハサミどこ置いたっけとか、フィルム落として手で床をさぐったり(きたない)、椅子につまづいてこけそうになったり…。フィルムの袋開けたまま電気つけちゃって残っているフィルムが全部感光しちゃったことも(ごめんなさい)。
初めて今日イメージアナライザーを使いましたが、これってなんとでもバンドの濃さ変えれそうだな。まあ、これまでのだってフォトショップでなんとでもなっちゃいましたけどね。そう思うといろいろあやしく思えてきます。 (2004年1月25日)
初めて免疫染色をする
細胞を染色をすることになりました。このラボではあまりやられていないので実験系を立ち上げないといけません。とりあえず本を購入しなんとなくそれに従ってやってみることにしました。そこまではまあ問題もなく、しかし、共焦点顕微鏡の使い方がわかりません!春に一応講習会には出たはずなのだがさっぱり覚えてない。そこで先生をよんできましたがやっぱりわからず、先生が他のラボの人を連れてきてくれました。しかし、それでもうまくいかず、さらにその人が最近よく使っている人をよんでくれてやっと見ることが出来ました。ここまでで約4時間(笑)だから高度な機械は嫌いなんだよね…
でも染色は完璧でした! (2004年1月14日)
実験を教える立場に
今週から2ヶ月間医学部の学生が研究室に配属されます。うちの研究室にも一人来て、私が実験を教えることになりました。今まで後輩に一から実験を教える機会はなかったので、ちゃんと教えられるか心配です。自分で実験をやるとけっこう適当でも何とかなってしまうことが多いし。原理も知らずに実験やってることもあるし。自分も勉強しないとと思っています。
自分の実験との両立が大変ですが、私もそうやって(未だに)上の方に教えてもらってきているので(いろいろやらかしました)、がんばりたいと思います。 (2004年1月13日)
手荒れ
最近手荒れがひどいです。エタノール消毒をしているからだと思うんですが、今までこんなにひどくなかった。パキパキ割れてきてます(苦笑)
一年前くらいにはエッペンだこがひどくて困ってました。つぶれて血が出てきて痛いんだけど、それを忘れてまたエッペンをあけてしまう・・・。そんな繰り返しでいつのまにか硬くなってつぶれることがなくなりました。
こういう症状が出ると、実験がんばってるんだなあって自分で思っちゃったり…(笑) (2004年1月13日)
夜明けが遅いので…
今日は夜中の5時半過ぎに実験が終わって研究所を出たら、建物全体が真っ暗でした。やったー、今日は研究所で最後だ!っつーかもっと計画的に実験しろよ…
夏は4時くらいにもう明るくなってくるので、早く帰らなくちゃって思うんだけど、今の季節この時間でも真っ暗なのでついつい・・・ (2004年1月8日)
DNAがない!!
ひさしぶりにやらかしました。私のとんでもない実験失敗(というかぬけてるだけ)。
今日は朝からコンストラクションをしていて、制限酵素で切って、エタ沈してまた制限酵素で切って、夜になって泳動したら・・・DNAがなかった。そういえば、よく考えたらDNA入れ忘れてたよ。気づくの遅すぎ!!
ラボの中でも私はいろいろやらかすと評判ですが、というよりは、私が何か失敗したときにいちいち叫ぶ!(笑)から目立つだけで、みんないろいろやってると思うんですけどね…言い訳?(2004年1月8日)
研究室が停電
最近金沢では雷がよく鳴っています。雪やあられが降るようなときは雷が鳴るんですよ。(私はこっちに来るまで雷は夏のもの(台風のとき)だと思っていました。)だから冬の雷は珍しいことではないんですが、初めて実験中に停電に遭いました。サンプルを入れようと思ったら真っ暗になって何も見えない!!どこ入れていいのかわからない!一瞬何がおきたのかわからず…。どこかで「俺のPCRが…!」と叫ぶ声。「だいじょうぶか~?」と懐中電灯を持って先生がやってくる…
研究室が普通の停電と違ってこわいのはこわいのは冷蔵庫やインキュベーターなどサンプルが入っているものがだめになることですよね。みんな一瞬ひやっとしましたが、幸い今回はすぐに電気が戻りました。でも、私は少し雷恐怖症(?)になり、夜中に一人でいるときに雷が鳴るとどきっとするようになりました… (2003年12月15日)
学会の楽しみ
学会はもちろんいろんな話を聞けるのが楽しいですが、私にとって他にもいろんな楽しみがあります。ひとつは企業のブースをまわること。おもちゃ(ボールペンとかポスターとか)をいろいろもらってきます。今までもらったものではピペットマン型のボールペンがお気に入り。それから、ランチオンセミナーにでてお弁当をもらうこと。(免疫学会のお弁当豪華でした)。食べるだけ食べてお昼寝タイム(企業のみなさんごめんなさい)。他には、先生におごってもらうこと(笑)などなど。そして、一番楽しみなのが、研究友達に会えること。といってもたくさんいませんが、もともと学会やミーティングなどで知り合った人たちなので普段はなかなか会えず、年に一度、学会で会えるのを楽しみにしてるんです。なんだか七夕みたいですね。今年は夏に免疫サマースクールに行ったのでその同窓会もありました。みんなに会ってやる気をもらって、これから1年がんばってまた学会に発表しに来たいなって思えることが、私の学会の一番の目的です。 (2003年12月13日)
17日に福岡から神戸に移動し18日、19日と分子生物学会へ行きました。やっぱり学会のはしごはやめておけばよかったと思いました。しかも分生は大きすぎて人も多いし会場も広くて(しかもそれぞれの会場が離れているし)、疲れました。もう、学会にも飽きてきて、早く研究室に帰って実験したくて仕方なかったです。やっぱりしばらくピペットマンを持たないと禁断症状が…(笑)
今年の分生はとにかく「網羅的解析」が多かったです。マイクロアレイによる遺伝子発現解析なんかはすごく多かったし、理研のマウス突然変異体開発プロジェクトの一連の研究もすごいと思いました(もともとやられているのは知ってましたが)。これはとにかくマウスに変異原物質(ENU)を処理して変異体マウスをたくさん作製して症状から原因遺伝子を同定していく方法です。また個人的にはsiRNAライブラリーを用いた解析もヒットしました。
これから実験手法や注目される分野も変わっていきそうな気がします。自分も先を見据えて物を考えていかないと遅れをとってしまうと思いました。 (2003年12月12日)
15日から17日まで福岡の免疫学会に行ってきました。免疫学会は初めてだったんですが、やっぱり分子生物とはちょっと考え方が違うなと思いました。現象を見ているものが多い。私は分子生物に寄っているので、どういうメカニズムなの?という所まで気になってしまうんですが。
近年、デジカメや携帯のカメラが発達したおかげでポスターやスライドをひたすら写真にとっていく人がたくさんいました。う~ん、それってどうなんだろう?(分子生物学会では禁止されていました)
今年もまだ、Toll like receptor の話が人気でした。ポスターも多かったし、人がすごく集まっていました。私のやっているNodファミリーの研究はあんまり知られていないみたいで、私と先輩以外に誰もポスター出していませんでした(分子生物学会でも)。だから知り合い以外ほとんど人が来なくてちょっとさみしかったです。先生や先輩と「日本一だ!」なんて言ってましたけど(笑) (2003年12月10日)
あと一週間ちょっとで免疫学会なので、ポスターを作り始めました。いまだかつてない早さです(笑)いつも前日に慌てて学会では疲れて寝るというパターン?なので。まあ、なんだかんだいって最終的には直前になっちゃいそうですが。
普段ノートにするデータは白黒ですが、やっぱりポスターはカラーがいいと思ってグラフに色をつけました。でも、どうもセンスがない。後輩に「おかしいですよ」と笑われ、一緒に色を考えてもらいましたが、3本くらいを色分けしようとするとなかなか難しい。
そんなことより重要なのは内容なんですけど・・・研究もセンスないな~(いい研究やってないな~)とちょっと悲しくなってみたり。学会に行ってよく考えてこようと思います。 (2003年11月27日)
実験の試薬って高いですよね。こんなちびっとなのに数万円もするのかあと。自分の実験にもかなりお金がかかっていると思うと一回一回の実験を大切にしないといけないなあと思います。よく社会人の方々に「国が期待してお金を出してあげているんだから(国民の税金を使っているのだから)ちゃんとやっていい結果を出しなさい」ということを言われます。なかなか貢献はできないですけど、がんばらないといけませんね。
ところで、今うちの研究室では試薬をケチることがはやって(?)います。どこまで減らしてもちゃんとした信頼できるデータが得られるか。いろんなキットの試薬について検討し、すごいものは10分の1~16分の1にして使えるというデータを得ています(笑)これで今までの10倍は実験できます。…というわけで、その分実験しないと?? (2003年11月16日)
土曜日(または日曜日)は培養の廃液当番です。吸引ビンにたまった廃液を集めてオートクレーブをかけてビンを洗うだけなんですけど。当番制(毎日)になる前はけっこうたまるまでほっておかれたので腐って臭くなり、さらにオートクレーブをかけると実験室中が臭くなってたいへんでした。他の研究室ではどう処理されているんでしょうか?私の前の研究室では培養廃液は垂れ流しでした(今もそうみたい)。
実験ゴミといえばチップやエッペン、チューブ、プレート類は全部オートクレーブをかけて捨てていますが、これも前のところでは大腸菌以外は一般のプラスチックゴミ(お弁当のカラなんか)と一緒に捨てていました(今は分別だけはしているみたいですが)。一生懸命実験すると一週間しないうちに自分の大きなゴミ袋がいっぱいになります。オートクレーブよりゴミ袋のほうが大きいのでいつもつい入れすぎてしまってオートクレーブに入らなくなって困ります。押し込んだが入らないので抜こうと思ったら抜けなくもなってどうにも困ったことが何度も(笑)無理していれて袋に穴が開き大腸菌のプレートが溶け出て固まったことも(爆)
実験やるのもいいが、ゴミ処理もちゃんとやらないといけませんね… (2003年11月8日)
最近、たくさん細胞を飼ってます。細胞を飼っていると彼ら(?)に振り回されて生活がめちゃめちゃになったりしますが、すくすく育ってくれるのでかわいいもんです。というか今の研究は彼ら元気でないと実験にならないので気を使ってやってます。とりあえず朝来たら一番に細胞に「おはよう」と言って調子を見てやって、帰り際に「さよなら」と言って(たいてい一日の最後にまきなおして)帰るのが習慣です。彼らはさみしがり屋なので(?)これを怠るとイジケて勝手に死んでます。しかし今はちょっと多くて面倒見きれなくなってきたのでしばらく冷凍庫で寝てもらおうと思ってます。
いままでまともにコンタミさせたことはないですが、マイコプラズマはこわいです、目で見えない分だけ余計に。うちのラボでは定期的にマイコチェックと治療をやってますが、それでも感染しまくっています。何も刺激してないのに活性化したり炎症性サイトカインがでてきたりするとびっくりです。マイコの研究でもするかあ?(ウソ) (2003年10月30日)
半年ぶりくらいにcDNAをクローニングをすることになりました。cDNAクローニングは私の経験では一回でうまくいくか、かなりハマるかどっちかで、ほとんどが運です。理論どおりやっても増えないものは増えない!!
一番大変だったのは今の研究を立ち上げるときで、それまで誰もこの研究をやっていなかったので、とにかく材料が何もなく、必要なものは全部cDNAクローニングしなければならなりませんでした。これがまたなかなか取れないものばかりで、ひどいものはいくつかの断片に分けてそれぞれnested PCRで増やし、これらの断片をPCRでつなげるということまでしました。これだけやると変異も入りまくりで、この変異をまたPCRで戻したりするはめになります。
どのcDNAを使うかも問題ですが、ふだんはとりあえずいろんな人が取ったcDNAを片っ端から試してます。でも、今の研究(Nodファミリー関連)のものは血球系で発現しているので、みんなの血を集めてmRNAをとったりしてました。「先生の血では発現してない」とか「欠失型が発現してる」とか、おもしろかったです。
今日のクローニングはまあ順調に行ったみたいです。これからpMos(PCR産物を直接入れられるベクター)にいれてシーケンスです。変異入ってないといいけど。 (2003年10月28日)
今までずっと、マクロファージって浮いている細胞だと思ってました。へぇ~くっついてんだ… (2003年10月26日)
たいてい毎日私が最後に帰るので、ラボの戸締りは私の仕事みたいなものです。おかげでもう慣れっこなのでチェックし忘れるということもめったにないです。最近、研究室にいたくなかったので早く帰っていました。そのせいで他の人が戸締りをすることになり、ガスの元栓があいてるとか、何かがつけっぱなしだとか、戸が開いたままとかがよく起こりました。やっぱり私が戸締りしないと…(笑)と思い、また今日から鍵閉め当番です。 (2003年10月16日)
培養室にはクリーンベンチが3つありますが、みんなそれぞれお気に入りの場所というのがあるもので、私は隅の入り口からは見えないところをよく使っています。以前からどうもドクター連中はこの「すみっこ」が好きなようで…。でも、夜中や日曜の人が少ないときは「すみっこ」を使わないようにしています。誰もいないと思って部屋の電気を消され、紫外線までつけられる事件に遭遇してからです。しかし、今日は誤って「すみっこ」を使ってしまいました…またしても、私は紫外線滅菌されるはめに。でも、この事件に遭遇するのは私だけみたい。これは本当に事件なのかいじめなのか… (2003年10月5日)
ちょうど2年くらい前、私がまだ修士の2年で今のラボに来ることが決まりつつあったころ(合格発表ちょっと前)、前のラボではものたりなかったので早くここに来たくて仕方がなかったんだけど、なかなかそういうわけにもいかず、週一回セミナーに参加することと「論文ノート」を始めることにしました。
「論文ノート」というのは、毎週一報ずつ論文を精読して、論文を選んだ理由、背景、実験方法、結果考察と疑問に思ったことなどをまとめて提出するといったものです。修士のときは全然違うことをやっていたので、アポトーシスについてもまったく知らず、この「論文ノート」はかなり勉強になりました。
一年たって「論文のノート」は卒業しましたが(先生がもういいよと言ってくれたので)、あのときの勉強は役に立っていて、しかも時々やる気をなくしちゃったときに一生懸命書いたノートを見るとがんばろうって気にもさせてくれるんです。
「論文ノート」に書いた疑問は変なものもいっぱいあるけど、今、まさにその中の疑問のひとつに取り組んでいます。 (2003年9月13日)
